秋に開催される古馬牝馬限定のG1レースがエリザベス女王杯。京都競馬場の芝の2200mという中距離を走ります。2012東京新聞杯は、牝馬3冠のラストレースとして開催されていましたが、後のレース改正によってこのエリザベス女王杯に古馬が解放され、ヴィクトリアマイル同様に古馬牝馬のG1レースとして、新たに生まれ変わりました。ヴィクトリアマイルとは開催時期的に異なっていますが、レース距離は大きく異なっています。ヴィクトリアマイルは1600mのマイル距離に対して、エリザベス女王杯は2200mの中距離となることから、実に600mもの違いがあります。ヴィクトリアマイルは春のG1シリーズとしては、ローテ的にも最適なレースであるのに対して、エリザベス女王杯はエントリーメンバーの力量を測るためのレースとして存在しているようなものでしょう。東京新聞杯2012予想であれば、更にG1タイトル獲得を目指して秋の天皇賞やジャパンカップへのエントリーを行い、2200mの中距離は少し不安という馬はマイルチャンピオンシップに向かうという傾向にあり、エリザベス女王杯のレベルの低下が少し気がかりとなります。国際化も視野に入れているエリザベス女王杯は、この問題をクリアするために色々と試行錯誤しているようです。海外の指定レースで勝利した馬は、この古馬牝馬G1で上位3着に入ると報奨金が贈られるという事で、2010年の開催ではイギリスのスノーフェアリーが勝利したことで、海外馬の実力の高さを日本勢に見せつける形となりましたが、国際化という推進を図るエリザベス女王杯は今後も注目が集まります。