かつてはヨーロッパやアメリカの競走馬と日本の国内競走馬ではレベルに開きがありましたが、近年国内のトップレベルの馬が欧州馬とも互角に戦うようになり、世界的な関心度から見ても、ヨーロッパだけでなく、中東のドバイ、アジアの香港など国際的なG1レースが増えつつあります。
国内からも、アラブ首長国連邦のドバイミーティングや香港国際競走、アメリカのブリーダーズカップ、フランスの凱旋門賞競走など世界各国の強豪馬が集結する世界的なレースに挑戦する競走馬が毎年のように増加しています。
一昔前では、国内で開催される国際グレードG1レースのジャパンカップで、日本の代表馬が外国馬にことごとく打ちのめされ、海外とのレベルの差を痛感させられていた時代がありました。
最近でも、2010年のエリザベス女王杯でも外国産馬のスノーフェアリーが2着に4馬身差の圧勝で勝ち、国内馬の更なるレベル向上と競馬界の技術向上を改めて見直すきっかけとなったでしょう。
日本競馬界でも外国馬に対し、早期に招待を出すことが出来るように優先出走権を与えるなど、世界中から強豪馬を招くための策を編み出したりして努力をしていますが、今後も外国馬の参戦が減らないように努力を継続していくことが重要です。
日本中央競馬会(JRA)でも、ジャパンカップは国際招待競走として重要視しており、外国から当レースに参加する場合は、交通費や輸送費、滞在費など全てを負担し、賞金も国内全レースの最高額を用意しています。
この賞金額は世界的に見ても3番目とかなり高く、遠征費などを負担してくれる好待遇のため各国の強豪馬にとっては魅力的ではあるのですが、開催日程にも無理があり、日程間隔がほとんどないのでレース登録はしたとしても出走は回避して、ブリーダーズカップや香港国際競争を目指す外国馬も少なくありません。
また、早期に引退して繁殖用の牡馬になる有力馬も多く存在するので、繁殖用牡馬としての価値の事を考えて、わざとジャパンカップを回避する外国馬もいます。
ジャパンカップで勝つことよりも、繁殖用牡馬としての値打ちを上げる事の方がビジネスとして見た時に、より価値があると考えるからです。
さらに、よく話題に登るのが外国と日本の芝の違いです。
ヨーロッパの芝は深く重みがあり、日本の芝は固くてスピードの出やすい高速馬場化されているため、強豪馬であっても慣れない日本の芝コースと相性が悪ければ負けていまう事もよくあります。
逆にヨーロッパの深い芝と相性の悪い外国馬が、ジャパンカップで勝ったケースもあります。
今週のきになる重賞は天皇賞(春)2011予想です!
気になる外国馬がいたら、パドックや映像などで調教具合の確認とともに日本の馬場に適応しているかどうかの確認もした方がいいでしょう。